学校法人頌徳学園 三和幼稚園
園長 金原 順一
毎日、こどもたちの笑顔を見ながら30年間が過ぎました。園児が園に在園しているのは僅か3ヶ年ですが、すでに創立以来約1,870余名の卒園児を出し、何とも当園の役割、地域に求められる二―ズの大きさに責任を感じている次第です。一方それを支えて頂く父兄の皆様の協力にも感謝しています。今日の園を築き上げた大きな力は何といっても幼児教育とその信頼性に根ざしているものと思います。 園を支えて頂いているもう片方に納付金があることも大切なことです。この納付金の仕訳法について一考するところがありましたので、以下に書かせていただきます。少々具体的になりますが、今年、3/5分の諸会費納付の内、○○銀行の預金通帳に119件とあり、合計金額が2,945,800円とありました。3学年の納付金の中で、保育料の違う学年があり、個々の学年の件数を求める場面に遭遇した時の仕分けの計算方法です。まず、保育料①が25,300円、②が24、710円の場合を例にしますと、合計件数は119件、求める未知数それぞれ、X ,Yとすると、X + Y = 119 25,300X + 24,710Y =2,945,800 という連立二元方程式が成立します。これを掃き出し法によって解きますと、X = 9、 Y = 110 となり検算の結果、 119件で一致していることが理解できました。 自分もこの計算が出来た時は何か気分がすっきりした感じがしまして、思わず合格というゴム印を押してしまいまいた。自己満足の域を出ませんが、これを機会に掃き出し法に慣れて、この分野に限ってですが、自由に計算出来たらと、良くもない頭脳を働かせています。