しらゆりこども園幼稚園部
園長 白井 祐子
元気のいい「おはよう」の次には「トマトの花がさいたよ」「にんじんの葉っぱ、やわらかいね」「いちご、ありさんに食べられたみたい・・・」と報告のラッシュ!!今、幼稚園園庭のプランターには、花ではなく、えだまめ、にんじん、さやえんどう、フルーツトマト、とうもろこし、きゅうり、ねぎ、おくら、いちごと学年別で育てている野菜がいっぱいです。 5月22日本日、落花生の種を4歳児がまきました。落花生にはこの名前のとおり、すてきなストーリー(花が落ちて実が生まれる)があります。6月にグリーンランド(農園広場)の畑に移植し、11月の収穫を待つ。収穫後、ゆでたり煎ったりして食べ、バレンタインの頃にはピーナッツチョコを作って全園児でいただきます。市販されているピーナッツとは雲泥の差!!これがとっても美味しいのです。 昨年、創立60周年をむかえた入出しらゆり幼稚園は、隣地に保育園部を併設して平成25年4月より、幼保連携型のしらゆりこども園となりました。保育園部の定員は0歳~5歳までの75人。現在、定員にはほど遠いですが、かわいいパワフルなちびっこたちが、遊んでいる姿を見ると、夢は無限に広がります。また、木のぬくもりを活かした木造2階建て、地中熱や地下水を利用した空調(ジオパワーシステム)を整備。こどもたちにも優しい環境、快適空間を考えた造りになっています。 静岡県、湖西市当局はもちろんのこと、地域の皆様方のご理解ご協力に感謝するとともに、地域に密着した幼児教育、子育て支援センターとして、幼稚園部、保育園部の良さを活かして、子どもたちにたくさんの体験をさせてあげたいと思っています。 さて、自慢話になりますが、3名の保護者から嬉しい報告がありました。「絵本ってたのしいね」の講話の中に保護者対象に読み聞かせをしたところ、感動のあまり涙が止まらず大泣きしてしまい、この感動を子どもにも伝えたいと早速、本屋に飛び込み、同じ絵本を手に入れ、その後子どもさんに読み聞かせし、親子共々感動したことを聞きました。大変うれしく手応えのある一瞬を味わうことが出来ました。これからは保護者とも、子どもたちとも、もっともっと仲間でいられる時間をつくりコミュニケーションを深めたいと考えております。私自身はじめの一歩をふみ出したところです。