非認知能力も大切に育てよう

1806 ピーターパン幼稚園

ピーターパン幼稚園

宮澤 幸子

 当園は幼保連携型認定こども園に移行して、4年目の春を迎えました。0歳児~6歳児までの園児160名余りが、充実した毎日を楽しく過ごしています。そんな折、4月から保育所、幼稚園、こども園の教育要領が改訂されました。小中学校は来年4月から改訂されることになります。それでは、どのように改訂されるのでしょう?
 三つ子の魂百までもという諺は良く耳にしていると思いますが、認知能力、非認知能力という言葉は、今まであまり具体的に表現されてこなかったと思います。認知能力とは一般に言う知能指数IQに反映するものであり。非認知能力とは心の知能指数EQと言い、自己認識、感情の自己抑制、対人スキル、社会的な交渉力、共感力、協調性、粘り強さ、忍耐力、意欲、計画性等々、個人の特性(人間性)のことで、社会的成功に結びつき易い力と言われています。社会人としての活躍にはとても大切な力となります。
 それでは、こども達にこのことをどう向き合い、指導をしていくことが望ましいかということになると、なかなか難しいのです。幼児期のしつけ、質の良い介入が、それらの力を高めていく事に繋がります。そこで一番大切な事とは、共感力、意欲であり、一人ひとりの自己肯定感(力)を認識させ、あなたはそのままで大切なのです、素晴らしいのです、と伝え続けることでもあります。愛されている心地良さ、穏やかさ、それにより、こどもには安心して逆境に負けない心が育ちます。この強い心を育てていく事の大切さは、こどもを取り巻く大人達(父親・母親・祖父母・先生・地域の人々等)が再認識していくことであり、日常の積み重ねとして充実した毎日を過ごすことにあります。
 今回の改訂では、この認知・非認知能力の重要性を両輪として、日々の教育保育活動を進めていくことが大切になり、また、人間性への心の耕作が重要視されている点が大きいと思われます。これからも、関係者皆様で楽しい毎日を充実して過ごしましょう。