双葉幼稚園
横山政俊
平成31年4月、私は若輩者ながら当双葉幼稚園園長へ就任する事となりました。 そんな私が園長となって初めてとなる仕事は、入園式と始業式での挨拶。元々、人前で話すという事が得意では無く上がり症の私。今年より新しく入園してきた新入園児や在園児の子ども達。また当幼稚園へ入園を決めて下さった保護者や在園児の保護者の方々の視線を一斉に浴びる中、挨拶をすべく壇上に立つも案の定の結果か、緊張から頭が真っ白になってしまい考えてきた台本通りに挨拶が出来ないというホロ苦いデビュー戦となってしまいました。双葉幼稚園に副園長として就任をしたのが約12年前。右も左も分からないまま我武者羅に過ごしていく中で、父親でもある前園長(現理事長)の姿等を見て学んで来たつもりではあったものの、発する言葉一つ一つ、そして園児や保護者の前で堂々と立つ姿や姿勢には、まだまだ到底追いつけるものでは無いと痛感しました。 7月下旬には1学期中では1番大きな行事でもある年長児を対象にしたお泊り保育が行われました。そこで私は修養の挨拶と、年長児に対してのお話をする事になりました。入園式と始業式で経験した苦い思い出を反省しながらも挨拶とお話へと臨む事が出来、無事に何事もなく終える事が出来ひと安心をしました。 園長へと就任し早くも五ヶ月の月日が経とうとする中で、全てが初めての経験となりました。又、今年は天皇陛下の生前退位や平成から令和へと新しい時代への始まり等、社会全体も様々な事が起きていると思っております。 暑い日が続いた夏休みを得ない終え2学期が始まると、敬老の日の集いや運動会。そして冬には生活発表会といった園行事が目まぐるしく行われていきます。挨拶をするだけではなく園長としての仕事は多々あり、その一つ一つが全て幼稚園にとって必要なものであり責任もついていく大きな役目であると思っております。 園長となって早くも五ヶ月が過ぎていく中で、全てが初めての経験であると共に、自身が更なる成長へと向かっていく勉強だと感じております。今年だけでなく、来年再来年と今後も続けていく中で少しでも多くを自分の糧とし多くを学び精進していきたいと思っております。