果樹園幼稚園

1807 東光幼稚園

東光幼稚園

小西 宏正

 裏山の工事のため、木を切りました。すると結構な空き地ができたではありませんか。
 「よし、せっかくだから果樹園を作ろう!」
 幼稚園と果樹園は「園」つながりで、なんとなく相性がよいような気がします。これまでもレモンや桃、柚子にミカン、柿の木やブルーベリー、ブラックベリーなどを植えてきましたが、子どもたちは実がなるたびに収穫を喜んでくれています。特に柑橘系はジュースにするのですが、なかなか評判がよいです。季節を知る上でも、果物の収穫はよい教材となるでしょう。
 今回はさらに壮大な計画を立てました。なにせ空きスペースだけは十分にあるので、「アメリカ西海岸」をイメージした大果樹園の建設を目論んだのです。
 というわけで、冬からせっせと裏山に苗木を植え始め、最終的にアボカド、ブラッドオレンジ、バレンシアオレンジ、アーモンド、アメリカンチェリー、オリーブ、スウィーティー、さくらんぼ、桃、ネクタリン、あんず、プルーン、梨、柿、カボスなどの果樹園が完成しました。ハンマードリル片手に、固い山肌に苗木を植えるのは結構大変な作業でして、結果腰痛には悩まされましたが、個人的には非常に満足しております。
 「これほどの果樹園はなかなかないだろう。あとは・・・、」
 そうです。あとは迫り来る害獣たちとの戦いです。野鳥やカラス、ハクビシンにタヌキにアライグマ。おいしい果物は動物さんも当然、大好きなのです。そして彼らは想像以上に賢く、たくましいのです。
 「されど、こちらも霊長類。負けぬ。負けぬぞ」
 かくして大自然との闘いの火蓋が切られました。実がなるのは早くて三年後くらいですが、密かに闘志を燃やす今日この頃です。