幼稚園教育の意図するもの

16.03 龍の子幼稚園 写真

龍の子幼稚園

座光寺 明

 今春の入園予定児の保護者説明会を行ないました。用品や体操服等の注文と園生活のマニュアル説明でした。あらゆる持ち物に記名やカバン紐にカバー掛け等、お願いする事が多く恐縮します。でも「大変だなぁ」と思わないで欲しいです。我が子がこれを持って「幼稚園に笑顔で通園する」光景を想像しながら準備してもらえたらと願います。
 そんなお母さんの姿を見た子どもは、嬉しくなって「早く幼稚園に行きたい」と同時に母親の愛を感じるでしょう。
 昨年も入園準備をする保護者に同様の話をしました。すると嬉しそうに準備するお母さんの姿を見た子どもが「お母さん、ありがとう。私もお母さんになったら自分の子どもにお母さんみたいにしてあげたいな」。子どもは親の姿を良く見ているのですね。
 購入してもらう用品に「のり」「粘土」「クレヨン」等がありますが、それぞれの効用があります。「のり」は指先を使って塗る事で人差し指に力が入ります。隅々まで塗る事で力加減も出切るようになります。人差し指が自由に使える事が成長の第一歩です。
 次に「粘土遊び」、頭に描いた事を形にする行為は、想像力/創造力を育てます。人差し指と親指を使えば、粘土が摘まめます。そこから丸めたり伸ばしたりして作品を造る事は楽しいです。どんな作品でも「褒め称えて」下さい。
 更に表現方法を前進させるのが「クレヨン遊び」です。人差し指/中指/親指でクレヨンを持ち、線遊びをします。その線が、だんだん絵になります。「上手だね」が重要です。これも頭で考えた事を描くという行為にする訳ですからスゴイ事ですよね。
 このように幼稚園教育は段階をおって成長を促しているのです。