幼稚園の砂場

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

五和幼稚園

男城 茂

 特別支援学校で36年間勤務し、平成31年4月1日に着任しました。特別支援学校では「遊びの指導」を研究テーマとしていたこともあり、五和幼稚園の教育方針である「遊びを生活の中心とする」園生活づくりは、私にとってなじみ深く、ギャップを感じずに済んでありがたかったです。
 以下は4月当初に園の仲間とPTAの皆さんに所信表明した時の文章です。
 「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ。」 これは、アメリカの哲学者ロバート・フルガムの著書の題名です。この本は大人になって必要になる習慣や態度のすべてが幼稚園教育の中にあるというものです。以下に少し引用します。
 「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」
 ・何でもみんなで分け合うこと。
 ・ずるをしないこと。
 ・人をぶたないこと。
 ・使ったものは必ずもとのところに戻すこと。
 ・ちらかしたら自分で後片付けをすること。
 ・人のものに手を出さないこと。
 ・誰かを傷つけたら、ごめんなさい、ということ。
 ・食事の前には手を洗うこと。
 ・トイレに行ったらちゃんと水を流すこと。
 ・焼きたてのクッキーとミルクは体にいい。
 ・釣り合いのとれた生活をすること ー 毎日、少し勉強し、少し考え、少し絵をかき、歌い、踊り、遊び、そして少し働くこと。
   等々(まだ続くのですがこのへんで)
 これらはまさに、幼稚園教育の真髄を語ったもので、われわれ五和幼稚園のスタッフ一同が園生活の中で子どもとともに学んでいることです。
 また、五和幼稚園では「遊び」を生活の中心とし、「遊びきる」園生活づくりを目指しています。
 「遊び」を「やりきる」成就感と達成感を覚えた子どもは、何事に対しても「やりきる」子どもになります。「小学校で学びきる」「中学校で部活をやりきる」「大人になっても職業人として働ききる」など、すべてにおいてトライし、自身を高める人になっていきます。
 子どもたちに、明日に立ち向かう力を身につけさせるために五和幼稚園は「遊び」を追求していきますので、皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
 以上、簡単ですが着任のご挨拶とさせていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。