幼稚園からこども園へ

2月広幡写真

広幡幼稚園

園長 柴田裕美

 今年度も慌ただしく終わろうとしています。この1年の広幡幼稚園の様子をお伝えします。
 本園がある藤枝市でも、働く事を希望する母親が増え、保育園への入園希望者が増加してきました。当園でも、預かり保育や満3歳児保育を行っていますが、就労する親をサポートすることに難しさを感じました。また、乳幼児期の一貫した幼児教育が必要とも実感しました。
 以前から理事長先生は、幼保一元化を進めたいというお考えがあり、理事会承認のもと、幼稚園から子ども園への移行が決まりました。以来平成26年4月開園へ向けて準備を進めてきました。
 新しい園舎は幼稚園園庭に新築し、現園舎解体後園庭を整備するという計画でした。子ども達はおよそ半年間、園庭での遊びを楽しむことが出来ない園生活をしていました。
 園庭に代わる活動として、先生方はいろいろと工夫を重ねてくれました。園外保育を増やしたり、園の裏手にある葉梨川の土手を散歩し季節を感じたり、保育室でも運動あそびを多く取り入れ、子ども達は今までと変わらない体験をすることができました。
 特に年長児は、限られた環境の中で先生方と子ども達の創意が一体となり、園生活のリーダーとして大変意欲的な姿を見せてくれました。先生方が工夫した環境や言葉かけを十分に生かし、友達との話し合いで、気持ちを盛り上げ、行動につなげる姿に大きな成長を大変嬉しく、感動しました。
 1月下旬から保護者や理事の皆さんと新園舎への引越をしました。2月3日からこども園として整備された新園舎子ども達は元気に登園してきました。子ども達も保護者も、楽しみにしていた新園舎です。
 節分のこの日は、新園舎でのスタートとなる良い節目となりました。皆で楽しく豆まきをして厄払いをしました。ベランダでは、福をたくさん呼び込む声が響いていました。
 子ども園創設にあたり、子ども達が生き生きと楽しく共に育ち合う場所として、また親にも子どもにも最善な環境とは何かを考えながら、こどものための施設となるよう願っています。