友達と一緒に「見つける」ということ

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早出幼稚園

荒巻太枝子

 「今日、一緒にあそぼ」「うん、あそぼ」「ダンゴムシ祭りやろう」「いいねえ」「ダンゴ、ダンゴ、ダンゴ!!」年中の男の子たちの今日の遊びは、ダンゴムシ祭りに決まったようです。ダンゴ虫祭りって、何なんでしょうねえ。ちょっと覗いてみたくなりませんか?
 友達と一緒にダンゴムシを見つける楽しさ・・それを「祭り」と表現したのでしょうね。そういえば彼らは毎日のように植木鉢をひっくりかえし、プランターを移動させています。ワラジムシとダンゴムシの区別。オスとメスの違いもわかるようになってきました。その観察力は大したものです。ちなみに「ところで、ダンゴムシの足は何本?」と聞いてみました。
 ちょっと困った顔をして「たくさん!」と答えていましたが、新しい情報にワクワクするようで好奇心いっぱいの顔で正解を待っていました。「答えはああ・・14本!」ともったいぶって教えてあげると「え~14本!!」という歓声とともに「ワラジムシは何本かな?」と興味はさらに広がっていきました。
 子どもたちの毎日は、驚きと発見、好奇心に満ち溢れています。そして気持ちが動いたとき、一緒に面白がってくれる友達の存在は何て大きいのだろうと思います。友達がいるからこそ子どもたちは、その喜びを大きな声でからだで表現します。園庭で見つけた小さな自然は友達と一緒だとピカピカの宝物になるのです。その姿に、私達大人も気持ちが動きます。
 子どもたちと冒険仲間になって、たくさんの発見をすることは何て楽しいのだろうと思います。
 さあ、夏です!生き物たちの命の輝きを感じる季節になりました。子どもたちと一緒に冒険の扉を開けましょう。