こども園に成って

1810 杉浦学園

かきつばたこども園

杉浦 清美

 この春、幼稚園と保育園がひとつになり、社会福祉法人の幼保連携型の認定こども園となり、新たなスタートをいたしました。幼稚部と保育部の両方の園児を保有しますので、職員も園児も最初は慣れず、まごついておりました。夏が過ぎて2学期が始まると少しずつ定着して来ました。
 園の所在地は、沼津市の西北部に位置し、谷合の田んぼの広がる自然豊かなところに位置します。お散歩から帰って来たこども達が「田んぼの稲につぶつぶの実がついて、上の方が下向きになってきたよ」「稲刈りはいつかなー」と大きな声で教えてくれました。春に植えた苗が暑い夏を過ぎ、いつの間にか大きく成っていました。田んぼは法人の役員さんがお世話してくださり、地域の農業青年部の皆さんが田植えや稲刈りを行ってくれます。園児達は自分が植えた苗が少しずつ大きくなるのをお散歩の途中で見つけ、その田んぼの様子を教えてくれたのです。稲刈りは9月下旬から10月の初旬です。農業青年部の皆さんのご指導のもと、慣れないかまを持って稲刈りをします。収穫したお米はもち米ですので、冬には地域の老人の皆さんにお手伝いをいただいて、もちつき大会を行います。園児達も自分でお餅をつき、丸めてパクリと食べます。自然の味が口いっぱい広がり、つい笑顔がこぼれます。この笑顔を楽しみに、こども園として幼保の二刀流で頑張っていきたいと思います。