4市1町によるキャリアアップ研修会がスタートしました

6月28日(金)に掛川市の徳育保健センターにおいて、処遇改善Ⅱに関わるキャリアアップ研修会が行われました。掛川・磐田・袋井・菊川・森の4市1町合同のキャリアアップ研修会として、本年度からのべ3,000人以上が受講できる体制でスタートしました。
 当日は孫ちょんす先生による人材育成のマネージメントの研修が開催され、80名を超える各市の保育士の参加者がありました。その他に4市1町の首長の皆様や、新たに発足した子ども家庭庁の高木秀人課長(こども家庭庁育成局育成基盤企画課長)も激励に訪れていただき、大変に盛り上がった研修会となりました。このような各市町が合同で保育者の質の向上のための研修会を企画し運営することは全国的にもまだまだ珍しく、県内ではこの地域初の試みです。
 市町や公私、保育施設の形態の違い等の垣根を越えて研修会に参加する保育者の皆さんを見ていると、制度や役職や等で縛られていることが、とても小さなことだと思えてきます。一つの団体ではないけれども、お互いに力を合わせ柔軟に対応していくことで、難しいようなことも実行できることは、私たち乳幼児教育の中でもこどもに対し行っていることだと思いますね。
 乳幼児教育に対する思いはいくつもの垣根を超え、全ての保育者が保育に対しその情熱をダイレクトにぶつけられることがとても大事だと思います。今回その姿を目の前で見ることができたのは本当にうれしかったことと同時に、その中心に私たち遠州地区私立幼稚園・こども園協会が携わっていられることがとても幸せなことであると、改めて実感しました。
 この保育者たちの情熱が明日の保育をより良いものにし、子どもたちのために日々質の高い保育を提供できることが最大の成果だと考えています。これからも、私たち私立幼稚園・こども園は変化を厭わずこどもがまんなかの考えで活動していきたいと思っています。

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