雨のち晴れ・・・そして虹

雨のち晴れ・・・そして虹

焼津豊田幼稚園
園長  佐野 正子

 梅雨も明け、子ども達の元気な声が園庭に響き渡っています。4月の入園・進級当初は、新しい幼稚園、新しいクラスということで不安な様子の子ども達の顔、泣き声もあちこちで聞かれて心の中はすっかり雨模様でした。  それから4か月余り、今は…思い思いに遊んでいる様子は晴れそのものです。日々成長していることに嬉しさを感じています。  それぞれの年代で経験する内容は異なりますが、自分らしさを見つけ、互いに認め合い、みんなの輪(和)の中で一人一人が育ちあう、そんな経験を積み重ねていくことが大切だと思います。心の中は雨だったり晴れだったり、時には曇りだったり…心の葛藤を繰り返しながら活動する中で、達成感・満足感を味わうことで素敵な虹が心にかかるのだろうと思います。そして、いろいろな経験が子どもを育てていく、人を作っていくといえるのではないでしょうか。 < 虹 > 庭のシャベルが 一日ぬれて 雨が上がって くしゃみがひとつ 雲が流れて 光がさして 見上げてみれば ラララ 虹が虹が 空にかかって 君の君の 気分も晴れて きっと明日はいい天気 きっと明日はいい天気  私の好きな「虹」という歌の一説です。 子ども達の心模様を歌詞に載せて綴ってみました。子ども達に負けないよう、私自身も心に虹をかけていきたいと思っています。 前を向いて…。

  • URLをコピーしました!