創立61年を迎えた富士宮聖母幼稚園

創立61年を迎えた富士宮聖母幼稚園

富士宮聖母幼稚園
園長 塩川 慶子

 富士宮聖母幼稚園は、昨年度60周年を迎えました。コロナ禍であったため大きなイベントは出来ませんでした。  少子化の時代になり園児数も減少し、幼稚園に求められるものも変化してきているのが感じられ、幼稚園教諭にもそうした変化に対応していく事が求められています。今までの保育を振り返り、日々の保育を充実させなければなりません。職員が意見を出し合い課題を見つけ、その課題解決に向け、新たな気持ちでスタートした令和4年度でした。  2学期を迎える頃、絶対あってはならない幼児教育を揺らがせる大きな事件が起きました。スクールバス内に子どもを置き去る事故。だれもがあり得ないと感じる事でしたが実際には起きてしまった悲しい事故です。毎日のようにニュースでも報道され、県や市からも園に対して様々な調査依頼があり訪問指導も行われました。AI導入も義務化へと動いています。今回本園でも危機管理マニュアルを見直し、全職員で現状を把握し、課題を改善しながら子どもファーストの保育を行っています。  今回の事故で犠牲になったお子さんのご冥福をお祈りするとともに、すべての子どもを守る責任を改めて噛みしめ保育にかかわっていきたいと思います。

  • URLをコピーしました!